【情報・準備編】アルメニア・ジョージア周遊①

みなさんこんにちは。

先日卒業旅行も兼ねてソロでアルメニアジョージアへ行ってきました。

 

ツアー等は利用せずに観光しました。その点で必要な準備や情報について、自分が気付くことが出来た範囲で書き残そうと思います。端的に言うと、大変美しく面白いですが、情勢含め困難な点もあるため強くオススメはしないでおく、というところです。ただ、とても楽しかったのは事実です。

 

世の中自分よりも参考になりそうな記事を書いている人は大勢いると思うので、あくまで一個人の体験談として見ていただければ幸いです。

 

 

1 何があるのか

おそらくこの記事を読む人の9割ぐらいが、「で、何があるの?」と思われると思います。下手したら国名すら知らない。前に旅行のことを話題に出した時、「アフリカ?」と言われてしまいました。そんなあ・・・。

 

それはちょっともったいないので、簡単に自分が見たものを紹介していきます。

 

1.1 教会

アルメニアジョージア共に正教会が主に信仰されており、新旧含め美しい教会を街中で見ることができます。アルメニアジョージアでは建築様式も異なり、広く信仰されるまでに至った経緯も異なるため、見どころ満載です。装飾や内装まで含めて楽しみましょう。

 

中に入る時にはドレスコードがあるため要注意(半袖禁止、脱帽等)。場所によっては看板で明確に行動に制限がかけられています。

 

聖ガヤネ大聖堂(アルメニアエチミアジン)

洞窟の教会から眺めるムツヘタ(ジョージア、ムツヘタ)

聖ジョージのアルメニア正教会(ジョージアトビリシ)

1.2 大自然

これらの国に行く上で避けるべきではないのが、大自然。日本では中々味わえない雄大な景色を楽しみましょう。巨大な山々!!!!!!!!無限の大地!!!!!!!!!

スピタク近郊の山々(アルメニア)

アルメニアの真珠、セヴァン湖(アルメニア)

イェレヴァン近郊の平原(アルメニア)

コーカサス山脈の代表格であるカズベギ山
(ジョージアより展望。山自体はジョージアとロシアの国境に位置する)

ゲルゲティ三位一体教会(ジョージア、上の写真の後ろ側に位置)

 

1.3 料理

「海外旅行って食べ物とか合わなそうで不安。途中でマックとか寄りたくなっちゃうかも・・・」

 

ご安心ください。少なくとも自分は一度もそう思いませんでした。酒も料理もうますぎていくらでも食ってられます。

 

アルメニア名物シャウルマ(とうまいレモネード)。
ファストフードで量も多いので、観光先での昼食にはもってこいです。

スタローヴァヤライクの店でアルメニア料理等をドカ食い。
とりあえず、右奥にあるラヴァシュっていう薄い塩味の
パンで包んだら大体のものは美味しく食えます(マジで)。

何故かアルメニアで食べたジョージア料理のヒンカリ。肉汁があなたを飲み干す!
帰国してから一番食べたい料理で自作を目論んでます。

ジョージア料理のオジャフリ。

日本に二郎あらばジョージアにシュクメルリあり!
某牛丼チェーンのおかげで一躍有名になった料理です。パンと一緒に召し上がれ。 
本場は芋もチーズもなく、無慈悲にも大量の油・ニンニク・肉がパーティサイズで
襲い掛かることが多いので注意。自分は完食することで対処しました。

ホテルで飲んだ2.35Lのビール(低画質)
どちらの国もお酒は結構安く美味しく飲みまくれます。
ワインが有名ですが、ビールも日本で飲めない美味い銘柄が沢山あるので開拓を推奨。
蒸留酒に関してはアルメニアではコニャックが、ジョージアではチャチャが有名。

1.4 旧ソ連の遺産やこの国の近代・現代史に関する物

自分がこの国に行ったのは、結局これを見行くためです。興味のない人にはあまり刺さらないかもしれませんが、日本ではとても見れない前衛的な建造物を楽しんだり、その背後に隠れた歴史を感じることができます。

 

特に旧ソヴィエトの時代は国家の近代史としては避けて通れないため、観光地の解像度を上げるという点でもオススメです。

 

カレン・デミルチャン・コンプレクス(アルメニア、イェレヴァン)

イェレヴァンのアルメニアの母

イェレヴァンのアルメニアの母内部に展示されたナゴルノ・カラバフ紛争の捕縛品等の展示
(アルメニア)

勝利公園に展示されていたミサイル(アルメニア)

ギュムリの鉄の噴水(アルメニア)

1988年に甚大な被害をもたらしたスピタク地震震源地近郊の街スピタクにある、東日本大震災の慰霊碑。3.11が近かったのか沢山献花されていて感慨深いものがありました。
自分もお供えしました。(アルメニア)

ジョージアトビリシにも謎建築は沢山残っている

スターリン博物館(ジョージア)

旧ソヴィエト時代のマンションが立ち並ぶ景色を楽しめるかどうかはあなた次第ですが、
自分は好きです。よく見ると窓や装飾がちょっとオシャレだったり。(ジョージア)

2 国家の基礎情報

2.1 面積・人口

アルメニアジョージアコーカサスと呼ばれる地域に存在する、旧ソヴィエト連邦から独立した国家です。面積・人口共に日本と比較してもかなり小さく、外務省のデータによれば次の通りです。

 

アルメニア

面積:2万9800平方キロメートル(日本の約1/13)

人口:280万人(日本の約1/45)

 

ジョージア

面積:6万9700平方キロメートル(日本の約1/5)

人口:370万人(日本の約1/33)

 

このように比較的狭い地域にぽつぽつと要所や観光名所が存在するため、国内の観光は鉄道とバスで事足りてしまいます。

これら二国は旧ソ連から独立して30年以上経過していますが、共通するシステムがいくつかあるため、一国に行けばもう一国(ないしはっきり言えませんが他の旧ソ連諸国)の観光も楽になるんではないでしょうか。

 

2.2 言語

公用語アルメニアアルメニア語、ジョージアジョージア語となります。

この二か国の公用語に共通する特徴的な点としては、独自の文字を利用しているということです。

 

アルメニア語はアルメニア文字

 

ジョージアジョージア文字(H&Mのロゴ)

 

いずれもラテン文字キリル文字とはほとんど関連性の無い形状・並び順をしており、さらに馴染みの無い発音に対応する文字も存在するため覚えるのがちょっと大変ですが、勉強しておくと現地で楽です。主にお食事処や公共交通機関で役立ちます。自分は旅行前に全部覚えきれなかったんですが、滞在してるうちにだんだん読めるようになっていきました。

 

また、旧ソヴィエトからの独立から30年以上経過したとはいえいまだロシア語の影響力が強く、街中で見かけるだけでなく会話も聞こえてきます。観光する上である程度は覚えておくと心強いかも?可能であれば、上記の文字に加えてキリル文字も読めた方が尚良し。(無くてもなんとかなりますが)

 

ショガカト教会の入り口の案内板。アルメニア語、ロシア語、英語が書かれている

 

英語に関しては首都近郊であれば通じる方が多い印象。政治的な情勢や観光地としての注目度が影響しているのか、現地公用語+ロシア語+英語のトリリンガルのメニューを置いていたり、英語オンリーのメニューを裏に用意しているレストランも多かったです。

 

2.3 お金

通貨はアルメニアはドラム、ジョージアはラリ。レートはそれぞれ1ドラム=0.39円、1ラリ=0.018円(2024年4月時点)。物価に関しては円安の影響であまり大きな恩恵は受けられませんでしたが、それでも安い方かと。

 

今回は海外向けのプリペイドカードからATMでキャッシングして現金を用意しました。

ただし、ジョージアは博物館がキャッシュレス限定だったりするので注意。

 

2.4 国内の移動手段

移動手段は基本的に以下の6つ。主要都市近郊に空港もないことはないですが、おそらく基本陸路で事足ります。順に紹介しましょう。

 

・地下鉄(メトロ)

アルメニアにはイェレヴァンメトロ、ジョージアにはトビリシメトロがそれぞれ利用可能です。高頻度の運転で、価格も安いため大変便利。

 

それぞれ利用方法が少し異なります。イェレヴァンメトロは窓口で100ドラムでメトロコインを購入、トビリシメトロはプリペイド式のメトロカードにお金を入れて利用するタイプです。トビリシメトロに関してはちょっと特殊で、次のような特徴があります。

 

①市内バスと併用が可能

②最初に乗車したタイミングから90分間乗り放題。一回1ラリ

③窓口で購入した後、メトロカードへは駅をはじめとして市内にある端末からチャージ可能

 

最初は少し不安ですが慣れてしまえば大変便利です。あっちこっち行きまくりましょう。

 

ただしやはり海外の地下鉄なので車内ではある程度周囲に気を配っておくと良いでしょう。特にトビリシメトロは利用者も多く物乞いにも話しかけられましたし、窃盗団による被害も報告されているので注意が必要。もちろんイェレヴァンでも同様の注意を。

 

それでは、旧ソヴィエトの地下鉄あるあると言われる美麗なホームと超高速のエスカレーターによる初見〇し、爆音の騒音を楽しみながら、市中観光に勤しみましょう。

 

イェレヴァン地下鉄
テーマパークに来たみたいだぜ!

 

・鉄道

アルメニアにはロシア鉄道が出資する南コーカサス鉄道が、ジョージアにはジョージア国鉄が通っており、観光に利用可能です。スーツケースを持ち歩く人にも便利ですし、旅情を感じられるので、是非使ってみましょう!特にソ連製の古い牽引車両が来た時はかなり良い雰囲気です。

 

ただし、基本的にダイヤが非常に少なく(日本で言う田舎の超スカスカのダイヤ)、なんとなく思い立って乗れるものではないことに注意。特に冬期は運行数が減るみたいです。

 

おおよその乗り方としては、「発車時刻より前に窓口でチケットを購入(パスポート必須)→改札などはないのでホームか待合室で待機→鉄道が来たら車掌さんにチケットを見せて乗車→目的地に着いたら適宜降車」という形です。

 

自分は今回合計四度乗車しました。それぞれ軽く解説。

①イェレヴァン→ギュムリ(南コーカサス鉄道)

イェレヴァン鉄道駅の窓口にて発車20~30分前ほどにチケットを購入。

二両編成の特急に乗車しました。定刻通りに到着し、特に問題もありませんでした。

車内では意外にも外に見える景色についてのアナウンス(アルメニア語・ロシア語・英語)もありました。

 

イェレヴァン鉄道駅。ソ連らしい左右対称のデザインが大変美しい

 

②ギュムリ→トビリシ(南コーカサス鉄道、国際列車)

乗車する駅でしかチケットは購入不可能であると言われたため、ギュムリ駅のカウンターで購入、真っ暗の0時過ぎに乗車。ちなみにインターネットでの購入・決済も一応可能。ただしマスターカードオンリーだったりパスワード忘れると復活不能になったり色々不便、しかも割高です。ダイヤ調べる時に使うぐらいで良いと思います。

なお、ギュムリ発は日付に注意。例えば19日発と書いてあってもイェレヴァンからは18時に出発するので18日のチケットを買う形になります。これで危うく宿無しになりかけた・・・。

リンク:ЗАО «ЮКЖД»

 

乗った感想について。

快適な寝台列車ですが、3時~4時頃に出国審査・入国審査で二回手続きがあるためそんなに寝れませんでした。イェレヴァンから乗れば就寝時間は確保しやすいと思います。

 

旅情としては満点。深夜に出発するため暗い駅の構内でポツンと待っていたのですが、いろんな人と話したり助けてもらったりして、言うほど退屈しませんでした。

 

そして何より、0時過ぎに現れるソ連式の鉄道はまさにヒーロー。

 

ギュムリ駅。ここも内装含め美しい駅舎。

 

③,④トビリシ⇄ゴリの往復(ジョージア国鉄)

ダイヤが微妙だったので、とりあえず行きのチケットだけ購入。トビリシではチケットの購入時に整理番号が必要です。

 

ジョージア国鉄同様にネット経由で購入できますが、こちらも若干高くなります。

Official Georgian Railway tickets online. Train schedule

 

ゴリ駅。こちらもソ連らしい古典的なデザイン。

 

・市内バス

イェレヴァン・トビリシでは多くの路線バスが走っています。イェレヴァンでは1ドラム硬貨を機械に入れ、トビリシではメトロの項で解説したメトロカードを使います。後述するマルシュルートカ乗り場までの移動や市中観光に活用しましょう。バスのルートはアルメニアはYandex、ジョージアGoogleマップで調べることができます。

 

・マルシュルートカ(乗り合いバス)

市販のミニバンを乗り合いバスとして運用する、旧ソヴィエトの観光ではよく登場する交通手段です。おそらく今回紹介する移動手段で最もありがたく、そして最も注意が必要

 

マルシュルートカを使う利点は

・結構早く着く

・乗れば着く

・激安

 

ですが、欠点として

・ルートやダイヤの下調べが難しく実地調査や自己判断が必要になりやすい

・悪路をブッ飛ばすので乗り心地が大体悪い

・現金対応必須(しかも価格がよくわからないことが多い)

 

であることが挙げられます。個人的には欠点含めて好きですが・・・。

 

マルシュルートカの利用の際はドライバーや乗客、近くにいる地元民へ確認・質問をしっかりしておくと良いです。

 

・タクシー

高いですが、最も楽です。バスのダイヤが無かったり乗り場がわかりにくくて面倒になった時に使えば良いと思います。注意点として、事前に相場と価格は確認しましょう。配車アプリもおすすめ。(アルメニアはYandex、ジョージアはBolt)

 

個人的に、ラーダドライバーのおじさまがコーカサス音楽を爆音でかけていると大変高評価。

 

・徒歩

歩くなんて面倒!と思われるかもしれませんが、街並みや大自然を楽しむなら自分の脚で歩くのも良いと思います。あと、お金がかからない。自分はどうしようもないぐらい足がボロボロになる程度には歩きました。

 

特にイェレヴァンは中心街はそんなに巨大じゃないので、行きたいところを巡るだけなら徒歩で事足りたりします。

 

歩けるなら歩こう

景色がより美しくなるから(ゴリ、ジョージア南オセチア方面の景色)

3 情勢

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回訪れた二国は情勢的にはかなり複雑な状況にあります。

 

ジョージアアブハジア・ツヒンヴァリ地域にそれぞれアブハジア共和国・南オセチア共和国という分離独立を訴える被実効支配地域があり、アルメニアはナゴルノカラバフのかつての実行支配地域アルツァフ共和国に関する一連の紛争をきっかけとして、現在進行形で隣国のアゼルバイジャンと度々軍事的な衝突を繰り返しています。また、アゼルのナヒチェヴァン自治共和国への回廊打開やアルメニア国内にごく一部存在するアゼルの飛び地を巡って再び大きな軍事衝突が起きるのではないかという懸念があります。

 

さらに、ロシアにおけるチェチェンをはじめとした北コーカサス地域における民族問題の影響も受けてきましたし、昨今のウクライナ戦争によって対露政策や国民感情も変化しています。

 

これらを主な原因として、ジョージアアルメニアには外務省が「渡航危険レベル」を設定しています。

 

具体的には次の画像の通り。順を追って軽く説明します。

 

アルメニア

 

基本的に、黄色のレベル1の地域は情勢に注意していれば普通に過ごす分には何ら問題ないと思われます。

 

しかし、レベル2の地域はレベル4のアゼルバイジャンと国境を接する自治体に指定されています。これらの地域は紛争発生時に大きな影響を受ける可能性があります。もちろん、レベル4の地域には行くべきではないでしょう。行くことも無いとは思いますが・・・。

 

私は今回の旅行で訪れたレベル2の地域は、セヴァン湖が位置するゲガルクニク州、鉄道で通過したアララト州とダヴシュ州となります。現に、セヴァン湖では対岸がアゼルバイジャンと非常に近い地域であることを理由としてか、対岸の見える半島の先端は軍人によって封鎖されており行くことができませんでした。

 

また、シュニク地方をはじめとしたアルメニア南部はザンゲズール回廊の打開作戦に伴う軍事衝突が発生する可能性が否定できず、今の渡航は特にオススメしません(他の地域もわざわざ行けとは中々言えませんが)。

 

なお万が一の際の脱出ルートですが、アルメニアはトルコ・アゼルバイジャンは陸路国境が通行不能、イランは出来るかは知りませんが南部地域でありどのみち厳しいため、空路かジョージアへの陸路かという二択になります。また、鉄道や一部の道路はアゼルバイジャンの国境近くを通るため要注意。


ジョージア

ジョージアは要注意のレベル1、ロシアとの国境近くの地域がレベル2、実効支配地域のレベル3で構成されています。ただ、2008年の南オセチア紛争ではトビリシでもロシア軍の空爆が発生しましたし、ゴリやズグディディに関しては一時的に占領されています。今後紛争が再び勃発した場合、これらの街が再び危険に晒される可能性は否定できません。

 

なお、アブハジア・ツヒンヴァリ地域への渡航はやろうと思えばできるみたいですが、当然オススメしません。これらの地域(自称共和国)へロシアから渡航するとジョージアに不法入国したということで出禁にされるという話も。以下外務省の危険情報詳細のページより引用。

なお、ジョージア政府は2008年8月の紛争直後に、ロシアがツヒンヴァリ/南オセチアアブハジアの独立を一方的に承認したことから、ロシアとの外交関係を断絶しています。また、両地域に立ち入る際は政府の許可を経る必要があるとしており、ロシアからの両地域への立入りは違法とみなし、ジョージア国内法による処罰の対象としています。したがって、同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。

 

また、どちらの国でも政治集会には近づかないようにしてください。暴徒化したり治安部隊との衝突が発生する可能性もありますし、巻き込まれると何が起こるかわかったものではありません。現地人との政治の話もあんまりしない方が良いです。

 

これは関連事項なので紹介しますが、私がジョージアから帰国する前日の3/22の夜にロシア・モスクワのクロッカスシティホールで大規模なテロ事件が発生しました。ロシアがコーカサス少数民族に対する圧政を働いていること、過去の紛争で起きたことを鑑みると、全く無関係の地域ではなく少なからず恐怖を感じました。

 

今回、特にアルメニアに問題無く行けたのは時期的に運が良かっただけだと思っています。現に帰国後にイェレヴァン郊外で紛争が関係する事件が起きたり、また国境付近で衝突が起きています。また、ジョージアトビリシでも法案に関する大規模な抗議集会が発生しました。

 

ジョージアアルメニアは確かに旅行する上では確かに大変楽しかったですし見る価値はあると思いますが、このように紛争のリスクが少なからず存在しているため、渡航予定日の前後に拘わらず外務省の情報や関連するニュースを閲覧できるメディアのチェックをおすすめします。

 

4 治安など、滞在する上で注意した方が良い事

初の個人海外旅行だったこともありますが、良いことだけでなく悪いことも結構起きました。無事に帰ってこれたのは運が良かったから、ともいえると思います。。

個人的に注意すべきことについて、以下に紹介します。

 

4.1 ぼったくり

おそらく到着して最初の難関はぼったくりです。タクシードライバーが空港を出た瞬間に「TAXI!?!?!??!?!?!TAXI!?!?!?!?!」と粘着しまくります。こちらが粘るだけずっと話しかけてくるので、さっさと配車アプリ使いましょう。

 

自分が降りたズヴァルトノツ空港はシャトルバスもあるらしいですが、ないという話もありはっきりしません。というかバス停で待ってるだけで客引き喰らいまくると思いますし、結局アプリ経由でのタクシー利用が最適解になります。

 

また空港に限らず、観光地は結構しつこく声かけしてくるドライバーが居ます。英語でいきなりNPCみたいな一方的な会話を仕掛けてくるの、警戒しちゃうんだよなあ・・・。

 

先ほども書きましたが、誰が相手であろうが相場の把握と値段の確認(できれば交渉)が重要です。声かけしてくる人が全員観光客からぼったくってやるわと構えている訳ではないようで普通の価格を提示してくれる人も居ますが、確認は大事です。電卓やスマホで数字を見せてくれる人の方が尚良いと思います。

 

また、自分は飲食店についてはある程度調べたのでぼったくりなどにはほぼ遭いませんでしたが、トビリシの観光地周辺のレストランは割高らしいので要注意。それを鑑みて事前調査しておけば必要なお金も逆算できますし、おいしいとこも見つけやすいかと。

 

海外旅行あるあると聞く着ぐるみ撮影請求とか、記念撮影ぼったくりとか、ミサンガ詐欺とは、そういうのには一度も遭遇しませんでした。賄賂請求も特に無し。

 

4.2 なんだかよくわからない怪しい人

アバウトですみません。

 

別に怪しい人は日本にも居るとは思いますが、決定的な違いはアジア人は目立つ、ということです。おそらくこれらの地域に行くといろんな人に好奇心から話しかけられるでしょうが、その中には残念ながら金でもとってやろうかという人が居るかもしれません。

 

自分は市内で会話の内容からして明らかに怪しい人に二回絡まれました。それ以外の自分が話した人と比べると言うこと成すことおかしかったですし、結局金の話し始めたりバーに行こうとか言いだしたんで・・・。

 

どちらも自分がどっか行きそうだったり信用してない雰囲気出すとしつこくパーソナルスペースに侵入しようとしたりとにかく激烈に粘着してきたので、自己判断で回避・逃走しました。しつこく腕組みしようとしたり小さな兄弟とか言いながら頭触ろうとすんのマジでやめろ。

 

基本所持金の話してきたら予防線張っておけばいいと思います。別に傷つけるようなこと言ってるわけでもないですしね。ホテルに置いてきたとか方便使いましょう。後、逃げれそうなら逃げればいいと思います。銃はともかく拳は近づかないと届かないですから。

 

仮にこちらの勘違いで本当に悪意が無かったとて、別に個人単位で会話が行違っただけだし別に良いかなと思ってます。

 

4.3 野良犬

最悪です。狂犬病の可能性もありますし、そうでなくても縄張り意識が強い群れはしつこく吠えて来ます。群れだと尚最悪。この旅行を通して一番嫌いになったものは間違いなく犬!

 

気を付けたことは以下の5点。

 

・見かけたら近づかない

・人の少ないところは野良犬のテリトリーである可能性を常に頭に入れておく

・木の棒や傘を持てるなら持つ

・交戦しない、間合いに入らない。背中を見せず相手を見ながらゆっくり離れて、テリトリーから離れるまで油断しない

・耳に着けられた狂犬病ワクチンタグを確認。無ければ特に警戒が必要

 

ただ、何度も吠えられましたが攻撃は一度もありませんでした。基本的に人慣れしてない個体が攻撃的な傾向にあるため、市内よりは人気の少ない公園、廃墟、山間部でガンガン吠えられる可能性が高いです。逆に、動きも刺々しくなくて攻撃の意思がなさそうな奴は大体公園等で人と仲良くやってる傾向にあります。

 

タグついてて食い物をおねだりするだけのかわいいやつもいる(食べかけですみません)

4.4 その他、犯罪

ひったくりやスリ、置き引きなど、海外旅行で多くの被害が報告されるような軽犯罪の対策は徹底しましょう。エストポーチや財布の分散などを活用して日頃から警戒を怠らないようにしておくべし。特にメトロやバスなどの閉鎖空間では周囲を警戒すること。トビリシメトロでは軽犯罪が結構報告されており、街中にも窃盗団も居るとの警告が外務省から何度か来ました。注意が功を奏したのか運が良かったのか、とりあえず今回は何も取られませんでした。

 

また、発生しているかは知りませんがカードスキミング対策で海外プリペイドカードをキャッシングに利用し、可能な限り現金で支払いました。

 

4.5 トコジラミ

今回宿泊したホテルにはいませんでした。家に持ち帰りでもしたら大変なことになりますしそもそも刺されるのも良くないので、トコジラミの痕跡の有無は念の為確認し、目隠しして明かりをつけたまま寝ることをおすすめします。

 

4.6 道路

二国に共通していますが、穴の開いた歩道や隙間だらけの橋、ほとんど舗装の剥がれた道路、幹線道路の脇、泥道、雪道、水溜り、犬の糞の間など、多種多様な道を歩かねばならないことが多いです。汚れても良い服、歩ける靴を身につけ道の状況に注意を払いましょう。

 

歩きスマホなんかした日には陥没やフタの無いマンホールに転落する恐れがあり車に撥ねられるかもしれませんので、命が惜しければ絶対にやめましょう。強盗含め危険です。地図アプリなどを見なければならない時や写真撮影時は立ち止まった方が良いです。

 

歩くことができるのなら問題ない(アルメニア・セヴァン近郊)

 

また都市部は歩行者に譲る車もそこそこ居ますが、交通マナーが良いとは言えません。横断歩道がある場合は信号に従っていればいいのですが、結構少ないですし、大体車の少ないタイミングを見計らって渡ることになります。横断の際はしっかり左右を見て、安全だと思うタイミングを確実に判断し、渡る意思表示を行いましょう。地元民の横断に合わせたりするのも一つの手。

 

たまに横断歩道が無くても地下道が整備されている交差点や道路もありますので、あまりに渡りづらい時は探してみてください。大体降りると暗いトンネルか、雑多な地下街です。

 

なお、この辺の地方都市はクラクションで車や歩行者に挨拶する文化があるようですので、自分かな?と思ったら会釈を返してみてください。

 

5 旅程の構築

ざっと行った街や旅程についてここで説明します。詳しいことは今後書いていく記事に載せられればと思います。

 

個人的に、次のようなスケジュール観で旅程を組みました。

4日ほどイェレヴァン周辺を観光

→3日でロリ・シラク地方を観光

→陸路でジョージアに渡り5日トビリシ周辺を観光

 

具体的に決行した日程については次の通り。

0日目:深夜1時過ぎにズヴァルトノツ空港から入国、3時にホテルへ行き就寝。

1日目:イェレヴァン市内散策

2日目:エチミアジンで教会巡り(元々イェレヴァン観光予定でしたが、1日で行きたいところへ行けたため急遽予定変更)

3日目:ガルニ・ゲガルドで教会へ

4日目:セヴァン湖観光(元々この日にロリ地方へ行く予定でしたが、しつこくセヴァンをオススメされたため変更)

5日目:早朝にギュムリへ鉄道で移動、市内を観光

6日目:ロリ地方、スピタクとヴァナゾールへ(元々ギュムリでゆっくりするつもりでしたが、セヴァンの関係で変更)

7日目:ギュムリを散策、深夜に国際列車へ乗りトビリシ

8日目:トビリシ到着、市内を散策

9日目:ムツヘタで教会巡り

10日目:ステパンツミンダで山登り

11日目:ゴリでスターリン博物館へ

12日目:トビリシ散策、夜にトビリシ国際空港から帰国便へ

 

このような流れでした。ジョージアはともかく、アルメニアは結構予定が変わりました。あんだけ入念に決めてたのにね・・・。概ね旅程としては初回のソロ旅行にしては上手くいったと思いますが、反省点も多かったです。今後また旧ソ連に行くときは今回の経験が活きそうです。

 

まとめ

というわけで、旅行する上で注意すべきポイントや見どころをまとめました。

 

海外旅行とはそんなもんなんでしょうが、大なり小なり変なことが起きる可能性はあると思います。あまりに危険なモノ・ヒトや犯罪には十分注意すべきですが、ちょっとしたトラブルはまあそういうもんだと思って楽しんでも良いと思います。

 

今回はここらで終わりますが、今後ゆっくり各日程か地域ごとの写真とか感想を投稿できれば良いなあと思ってます。

アイドルマスターシンデレラガールズ U149のアニメ本編や楽曲について感想を書く

久しぶりのブログ更新。

久々に何か書こうかなという気持ちになったので怪文書を投稿。相変わらず整ってなくて読みにくいのはご容赦ください。

 

今回のトピックは2023年春に放送されたアニメアイドルマスターシンデレラガールズ U149」について。放映が終了してから二か月程度経過したところですが、今一度頭の中をまとめておこうかな?というところで布教と感想出力兼ねて色々述べていきます。

これまで色々なことに手を出してまあ熱中したりしなかったりという感じで生きてきておりますが、久々に心を動かされたものに出会ったなあと思ってます。いわゆるアニメ展開のあるサブカルコンテンツでここまでどっと心を動かされたのは冗談抜きでごちうさ以来かもしれないです。

 

本記事ではアニメの全体的な感想と個人的に気に入っている楽曲の感想の大きく2つの構成に分けて書いていきます。

 

 

 

老舗二次元アイドルコンテンツとして展開しているTHE IDOLM@STERシリーズのレーベルの一つであるアイドルマスターシンデレラガールズのアニメ(デレアニ)の派生作品という立ち位置。もともとサイコミでコミカライズされていた作品がアニメとしてメディア展開した形になります(ただ、アニメとコミックでは登場人物含めかなり内容が異なります)。ミニアニメ等番外作品を除けば本格的に映像作品を製作したのはデレアニ以来のようです。

ざっくりとしたあらすじとしては、第三芸能課という部署に所属するアイドル志望の9~12歳の小学生と若いプロデューサーが一緒に「夢のステージ=ライブ出演」を目指す、といったものになります。キャラクター一人一人の持つ課題や魅力に一話ずつ丁寧に向き合っていく形式で、小学生であるが故に立ちはだかる壁を乗り越えながら競争の中で生き抜いていく賢明さが魅力です。あとまあ言うまでもない感じですが登場人物がとても可愛いです(重要)。

他にも第三芸能課以外のキャラクターが何人か登場します。触れてなかった自分でも名前がわかるキャラも結構居ました。

 

基本的にこのアニメはこういう方におすすめだと思います。

 

・可愛いアニメが見たい

・子供時代のなんでも煌びやかに見える視点を思い出させてくれるような作品が見たい(のんのんびより好きな人等)

・懸命に生きるキャラクターが見たい

 

キャラクターの第一印象が非常にかわいらしいので本編ものほほんとしているのかと思いきや、結構確信を突くようなセリフが登場したり、現実と向き合って成長する描写も多いです。プロデューサーもとても真っすぐで素敵なキャラクターです。

後からシンデレラガールズの無印映像作品にあたるデレアニを見たところこちらもキャラクターが課題に向き合っていく描写が多いアニメだったので、そういう流れを汲んでいるところもあるのかなとも思います。

 

作品紹介はとりあえず一旦ここまで。こちらに公式サイトのリンクを貼っておきます。まだ見てないよ!という人は覗いてみてください。

 

cinderella-u149-anime.idolmaster-official.jp

 

  • 感想

  • 作品自体の感想

個人的にはこの作品の魅力については「無限の好奇心」「健気さ」「大人と子供」が一番大きな領域を占めていると感じています。

 

1. 無限の好奇心

子供時代って、転がってる川の石すら美しく見えるぐらいなんでも良い物に見えますよね。男児目線では・・・例えば、筆箱をソフトケースからハードケースに変えただけでテンションがやたら上がるとか、ギネスブックを適当に開いて出て来た記録がありえないほど面白いとか、一日お泊り会するだけで楽しくてしょうがないとか・・・。新しいエアガンで撃ち合って近所の人に学校へ通報されるとか。

 

こうした10歳前後の年代で持つ無限の好奇心の描写が本作は非常に丁寧です。彼女たちにとってお仕事はあこがれと未知の塊で、楽しいことからちょっと怖い事まで様々なことを経験していくわけですが、その時の素直な心理描写に見入ってしまいます。

 

2. 健気さ

小学生といえど、芸能界で生きていくにはそれ相応のパフォーマンスが必要、特に機会を逃さないために手にできるチャンスは掴んでいかないといけません。それを小さい彼女たちが一生懸命考えて実践して、時にはみんなの助けも借りて成長していきます。

 

3. 大人と子供

この作品には「大人と子供の境界は曖昧でシームレスにつながっていて、そのことが大人がちょっと子供らしい願望を持ったり、逆に子供が大人っぽい願望を持ったりすることを可能にする。だから大丈夫」、というメッセージがあります。酒が飲めるいい年齢の自分は小学生の女の子が頑張って踊ってるの見てガチ泣きしていたのですが・・・。

大人と子供が実は同じような視点で悩んで、立場故に身動きできないだけで状況次第では夢を応援して手伝ってあげることだって可能だということがわかり、各々が大人も子供も関係なしに自分らしくやりたいことを見つけて叶えていきます。

 

 

 

こうした心の動きを、あっと言う間に成長する時期の特別な煌めきを通して最後まで描き切ってくれたのが、やっぱり自分にとってすごく良かったんだなと思います。

 

・・・まああと、結局のところはめっちゃかわいいです。彼女らが同級生だったら正気で居られるか怪しいと思う(同級生概念散々擦られてそう)。

ちなみに自分が一番ハート射貫かれたのは8話(佐々木千枝回)でランウェイでみりあ千枝小春が各々アピールきめるとこです。全員ありえないぐらいかわいすぎておかしくなるかと思いました。こんなことが許されるのか!?春ちゃん♡♡私のキルスイッチ押して(アイドルうちわ)

何故人々が彼女らに母性を見出してしまうのかについても十分に理解しました。

 

  • 後からデレアニを試聴して感じたこと

U149の後にデレアニを試聴して思ったんですが、本当の意味でライブが成功するのは最後も最後なので、比較的作中時間をゆっくりに感じる作品だったと思います。また、デレアニは基本的にカップリング等人間関係を主体で描く一方U149は人間一人を主軸に置いてストーリーを進めていくという違いもあります(公式のトーク番組で言及)。

さらに小学生の彼女らはキャラクターの成長のポテンシャルが中高生キャラとはまた違うはずで、一人一人のエピソードを毎話見せていく構成とは相性が良かったようにも思います。まだ何も成し遂げていない彼女らがどうやって誰かを喜ばせられるようなスキルを磨いていくかというプロセスの描写が非常に丁寧でした。

U149はデレアニのおよそ半分の12話構成で進んでいくため、1クール分でどれだけ緻密に構成を組むかについては制作陣の方々はかなり悩んだんじゃないかと思います。2クールだったら今回地上波では放送できなかったコミックで登場する四人(横山千佳・福山舞・遊佐こずえ・佐城雪美)についてもエピソードを作ることはできた可能性もあり、そこは見たかったなー!と思うところですが、今後の展開に期待です。

ちなみに円盤四巻の特典映像にはこずえさんと雪美さんが出演するようです。

 

余談ですが・・・元々アイドルの営業的なキャラが肌に合わなそうという結構根本的な理由でアイドルコンテンツを敬遠していた人間としては、まさか心を奪われるなんて・・・と結構意外に感じてます。U149はあまりそういうことを気にせず見ていました。営業的なキャラクターについてどう捉えて考えるかは、デレアニやデレステのストーリーコミュ見て向き合えるようになったかな、と思っています。

 

放送後にデレステも入れたのも、音ゲーもソシャゲも避けており本当に縁がないんだろうなと思ってたので実に意外です。身の回りにもデレPちょくちょく居たはずなんですが、まさかインストしてやることになるとは1ミリも考えてなかったです。

逆張りオタクがよ!

 

  • 個人的に気に入っている楽曲の紹介

最後に、個人的に特に気に入っている楽曲について紹介したいと思います。本当は全て書きたいところですけど、流石に膨大もいいところなので8曲に絞りました。それ絞った?

Spotifyか公式映像のリンクも貼っておくので、興味ある人は是非。

(ただデレはフルのサブスク配信がほとんど進んでいないため、一部を除いてデレステのゲーム仕様の長さのものです)

 

1. Shine In The Sky☆

作詞:Mahiro 氏

作曲:俊龍

編曲:Sizuk 氏

歌:U149(橘ありす(CV:佐藤亜美菜 氏)、櫻井桃華(CV:照井春佳 氏)、赤城みりあ(CV:黒沢ともよ 氏)、的場梨沙(CV:集貝はな 氏)、結城晴(CV:小市眞琴 氏)、佐々木千枝(CV:今井麻夏 氏)、龍崎薫(CV:春瀬なつみ 氏)、市原仁奈(CV:久野美咲 氏)、古賀小春(CV:小森結梨 氏))

 

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2話より登場するOP楽曲です。本作に登場するU149ユニットの新曲は作品のコンセプト「小さくたって、アイドル!」を反映したものが多いですが、この楽曲はその代表と言えます。

一日の最初から最後までなんでもかんでも全力で走り回る元気さとアイドルであることを特徴づけるサビの歌詞はかなり好きです。

配信サイトにフルが置いてあったので結構ヘビロテして、結果的にCD購入の契機になりました。

 

あと、これは曲というよりはアニメを褒めているのかもしれませんが、OP映像がとんでもなく良いです。是非見てください。

 

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見ました?

このOP映像の「日常的な少女たちの風景からPに送り出され、変身バンク的表現を経て踊り出す」という構成が神がかっていて、初めて見た時衝撃を受けました。作画もめちゃくちゃ良い。

サビの赤城みりあの笑顔で蒸発した人は数知れず。

 

ゲーム内の踊りもかわいらしく、元気に動き回ります。

 

2. よりみちリトルスター

作詞:朝倉路 氏

作曲・編曲:渡部チェル

歌:U149

 

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登場するのは第一話だけですが、このアニメーションのED楽曲にあたります。

 

一話でアイドルを目指しましょうと行先を決めて広がった将来に対する希望と未知への緊張が主に歌われており、普通の少女として生きる日常性とアイドルとして生きる非日常性が繋がっていることを示す歌詞がちりばめられています。

またこれは他の楽曲でもちょくちょくありますが、子供であることは一瞬で終わってしまうからこのときにしかできないことをやりまくろう、というかけがえのない体験への切望についても言及をしています。特にラスサビの「この靴を~」のフレーズがとても好きです。

 

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3. 無重力シャトル(カバー)

作詞・作曲:北川悠仁

編曲:玉屋2060% 氏(Wienners

歌:櫻井桃華 (CV:照井春佳 氏)

下の映像は原曲のM@STER VERSION相葉夕美(CV:木村珠莉 氏)、城ヶ崎莉嘉(CV:山本希望 氏)、安部菜々(CV:三宅麻理恵 氏)、新田美波(CV:洲崎綾 氏)、多田李衣菜(CV:青木瑠璃子 氏))

 

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前述の二曲とはうって変わってカバー劇中歌。純粋に好きな曲なので、何が好きなのか言語化すると共に、この曲の特徴的な個所について書いていきます。

元々2019年にリリースされた本曲をアニメ放映にあたって櫻井桃華(CV.照井春佳)さんがカバーしたものが劇中歌として登場しました。作詞作曲は栄光の架橋などで有名なゆず北川悠仁氏が行っています。バンジージャンプシャトルの飛行になぞらえており、劇中における桃華さんの大胆な一歩を華やかに彩っています。また、持ち歌である「愛の賛歌」も意識していると思われます。

 

個人的にこの曲で特に気に入っているのが、恋愛感情を航空や宇宙で喩えた独特の歌詞です(切なさと興奮を表現した音も好き)。

 

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出だしはこの曲の趣旨の紹介、もう恋なんてできないんだろうなあと思ってたところに偶然にも縁があってとんでもなくステキな人が現れる。期待しないところに急に現れたありえない存在に感情が乱されていく様が良く伝わるストレートな歌詞です。俺も忘れちゃった!

 

で、問題が次。

ありのままで居ていいというシンプルな受け入れ表明に感情が高ぶっていくというこれまたストレートな内容ではあるんですが、それを「ブースターを噴射して飛び上がるような感情だ」と言ってしまうのはかなり大胆な表現です。噴射って。点火すると後戻りできないのはSRBみがあるな

この曲ではシャトルで宇宙空間へ飛び立っていく時系列に沿って感情が変化していきます。宇宙空間の無限性、重力からの解放すなわち自由、大量の恒星が持つ爆発的エネルギー、ブースターで宇宙へ突き進むシャトルの冒険性、シャトルという二人の愛の巣・・・といったように、宇宙や航空系の単語を織り交ぜて感情の昂ぶりを歌っていくのは面白いところです。

一方、ところどころで急に大胆に愛情を表現する歌詞も挿し込まれているのですが、曲全体としては違和感が少なく、感情表現としての宇宙と対応する状況がシームレスに往来可能になっています。割と単語だけ繋げたら結構めちゃくちゃなはずなんですけど、そうはなっていないのがこの曲のすごいところです。

2番も流れとしては1番と近いですが、噴射してファイヤーとか言って駆け付けたりこっちはこっちでかなりぶっ飛んだフレーズが続きます。

 

あとこの曲はMVも中々凝っていて、イントロでスペースシャトルを映しまくると思ったらラスサビでペイロードベイのドアが開いてハート型のシャボン玉が飛んだりユニークです。ちなみに一番好きな振り付けは「ラスサビの最初でズームして二人が決めポーズ→5人で広がる」箇所。

 

なお全くの与太話ですが、スペースシャトルが最後に飛行したのは2011年とこの曲がリリースされる8年も前です。有人宇宙飛行=スペースシャトルというイメージは数年単位で長く続いたんだなあとも今更ながら思います。

低軌道以上の飛行能力を持つスペースシャトル型の再使用型宇宙往還機を開発し実際に飛行させたのはアメリカ(スペースシャトル計画)およびソ連(ブラン計画)だけで、もうそういった時代もとっくに終わり今はスペースXが話題となっています。もしかしたらいつかファルコンヘビーを歌うラブソングも出てくるかもしれません。まあまずはXをなんとかしてくれ

 

4. アイム・ア・リトル・プリンセス~お星さまにお願い~

作詞:朝倉路 氏

作曲・編曲:渡部チェル

歌:古賀小春 (CV:小森結梨 氏)

 

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劇中歌の中でも特に特徴的なミュージカル調の楽曲で、御伽話の世界を通して誰かを幸せにするために頑張る様を歌います。劇中の映像はかなり美しいので、一見の価値あり。

アニメ化に際して初登場から11年ぶりに声(CV.小森結梨 氏)が付いてリリースされたキャラソンです。11年間推し続けてきた人からしてみればあまりにもたまらないサプライズだったろうなあと思うと感慨深いです。

 

サブスクにはフルサイズのものが無いので魅力は言葉で伝えることしかできないのですが、この曲は劇中の仕様(GAME VERSION)とフルではまるで違います。別物と言えるレベル。ミュージカル調の進行がGAME VERSIONからは想像できないような広がりを見せており、二重の衝撃を味わうことができます。

 

5. Romantic Now

 

作詞:MC TC 氏 (TAKU INOUE 氏の作詞名義)

作曲・編曲:TAKU INOUE 氏

歌:赤城みりあ (CV:黒沢ともよ 氏)

 

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かわいいMVもあります。是非見てください。

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2013年にリリースされており、アニメ放送で丁度10周年を迎えた歴史の深い楽曲。自分は当時アイマスという単語すら知らなかったと思います。調べたところ、ライブ初披露した際黒沢ともよさんは当時最年少の出演者だったらしいですね。最近全く別のアニメでCVを聴くことがあったんですが、本当に表現の幅広くてすごい方です。このキャラ(例えばユーフォの黄前久美子)と赤城みりあが同じCVなの!?って思ってびっくりします。

 

曲自体は彼女を曲にするとこんな感じ!・・・という印象でしょうか。11歳の恋心の表現とか、彼女が持つ人を思う気持ちとか、そしてやっぱり子供らしく甘えてみたかったりとか、色々詰まってて個人的にU149の各ソロ曲の中でもかなり気に入ってます。

あとこの曲は気持ちよくかわいく韻を踏みまくるのがクセになるポイントです。歌詞見ながら上のFull聴いていただければわかると思いますが、徹底的に韻を踏んで遊び心を持たせており、赤城みりあらしさに磨きをかけています。

 

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ちなみに自分はデレステのライブでCランク取ると他のキャラクターだと不満言ってくれたりするんですが、みりあさんは「えへへ、ごまかしちゃった!でも、良いよね♪」とか言うので、はは、かわいいなあ、ははって思って全然反省してません。申し訳ない今ので譜面忘れた。Cランクすら取れないと流石に不安になることを言ってくれる

 

6. in fact

 

作詞・作曲:藤田麻衣子

編曲:川田瑠夏

歌:橘ありす(CV:佐藤亜美菜 氏)

 

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貼っといてなんですけどゲーム内でこれ見るために必要なシナリオまだ読んでなくて実は自分も映像見たことないです。これから見ます。

 

劇中歌の中でハイファイ☆デイズと本楽曲だけが放送時期にリリースされたCDに収録されておらず、是非Fullで聴いてほしいという声を複数見たこともあって放送後に聴きました。11話で美しいMV調の映像と共にシナリオを意識して編曲されたバージョンが登場しました。

 

すごい曲です。これが11歳の歌う曲なのか、でもありすさんだからこそ歌えるんじゃないかという・・・。キャラクターが心に抱く苦悩と矛盾、誰もわかってくれないかもしれないという痛みを寂し気なメロディにのせていきます。

ライブでも何度か歌唱されたことがあるようで、行った人に聴いた話だと曲も歌手も強すぎてとんでもなかったみたいですね。

Fullではありすverの無料サブスク公開はされていない(有料配信で250円で購入可能)一方、作詞作曲の藤田麻衣子氏によるセルフカバーが配信されています。

 

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7. グッデイ・グッナイ

 

作詞・作曲・編曲:ヒゲドライバー

歌:U149

 

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Shine In The Sky☆や各個人楽曲のような元気はつらつとしたものとは対照的な、夕方に帰った時の少しの寂しさや明日への期待を歌った曲。夕焼け小焼け、家路(ドヴォルザーク)を思い起こさせます。忙しい日の帰りに聞くと尚良し。

純粋な疲れや楽しかったという思い出、そしてこうすればよかったかも・・・という反省、明日も楽しいだろうなという期待など、様々なことを考えながら帰り、そして彼女たちは眠りについていきます。

子供時代の夕方って、どうしてあんなにも美しくて寂しいのでしょうね。

 

上に添付したリンクの映像もそうですが、肝心回のラストに流れるので、エピソードの余韻を深めてくれます。是非その感動はアニメ本編を見て味わっていただきたい。

 

8. キラメキ☆

 

作曲・編曲:渡部チェル

作詞:高瀬愛虹

歌:U149

 

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はっきり言ってしまえば、アニメU149の劇中歌でブッチギリで好きです。聴くだけで泣きます。

好きなポイントを殴り書きしていくので、歌詞サイト貼っておきます。

 

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まず・・・実はもうイントロからして小ネタが存在するのですが、キラメキ☆のイントロはよりみちリトルスターのイントロのオマージュになっています。粋じゃないですか?上のリンクから聴き比べてみてください。

 

一番のAメロBメロでは、アイドルとして歩み始めたとはいえまだ大きなことは成し遂げていない、でもだからこそなんでも可能性あるよね!と未来に対する自由も歌っています。

ちなみにAメロ後半からBメロ終わるあたりまでの音があまりに好きすぎて(特に「スポットライト~」の音が最高)ずっと鳥肌立ちっぱなしになります。キラメキ☆、音が煌めきすぎる。

 

でまあ、サビが最強なんですよねこの曲・・・。

夢を見るのに早すぎるも遅すぎるもない、素敵な言葉です。人間生きてる限りはやろうと思えば結構なんでもできる、自分らしく生きていいんだっていう刺さるフレーズ。

本編のネタバレですが、この曲の歌詞はU149のメンバーとPで考えたもので、直前まで自分の在り方に悩んでいた橘ありすさんがサビのフレーズを考える描写があります。こんなヤバい歌詞とカロリー高い劇中描写絡めるの反則もいいとこでしょ。

 

その後もめちゃくちゃ良いフレーズが続くんですが、二番はどういう夢を持って、じゃあ何をすればいいんだろう?という疑問に向き合う内容。屈託のない真っすぐな言葉で丁寧に答えていきます。

 

で、個人的に好きなのが次のCメロのどうか~の箇所。ここ歌ってるの上の歌詞サイトじゃわからないんですけど、薫→仁奈なんですよね。

・・・これって一話でPに居なくならないでって言ってた二人なんだよなあ!??!?!???!!?!?!?!

これずっと言いたかった。

そう考えてるうちに晴さんのイケボが聴こえてくるわけですが・・・。

 

このCメロ、全体的にこの作品が大事にしている「その時だけの彼女達」っていう視点をすごく前面に出す言葉が続いているんですよね。その場所で見逃さないように見ていてほしい。このガラスの靴を履いて階段を登れるのは今だけ、見ていればあっという間に終わって、履けなくなってしまうだろうから・・・。アイマス系列ではキャラクターの年齢は基本的に変化しないとはいえアニメおよびコミックにおいては作中時間は進んでいると考えることができますし、とても儚く美しい歌詞だと思いませんか?

よりみちリトルスターもそうですが、やっぱりこういう子供時代の儚さ、かけがえのなさをここまで丁寧に表現しているのは本当に感服です。ああ!!!!!俺も小学生に戻りてえなあ!!!!!

 

最後に個人的な思い出に絡めて感謝の言葉を書くのですが・・・こちらの曲、作詞については自分がごちうさで散々お世話になった高瀬愛虹氏が行っています。最初に歌詞を見て作詞家を確認した段階で、ああ確かにこの方らしいあったかいフレーズだなあと思いました。また、渡部チェル氏も同じく複数の楽曲を提供された方です。個人的に思い入れのあったお二人の楽曲に再びこのような形で出会えたことに感謝。

 

  • 劇判BGM

アニメーションを彩る劇判BGMも素敵です。劇中歌のアレンジも存在しており、各エピソードを引き立たせています。中には途中まで見ないとアレンジだとわからないものまであり、見直したときにちょっとした発見になります。

余談ですが劇判制作に参加している川田瑠夏さんもまたごちうさでお世話になった方ですね。ただ本作では複数人で制作しているようで、リアレンジした劇判含め誰がどの曲に関わっていらっしゃったのかまではちょっとわかりません。

(ここに書くことではないかもしれませんが)そういった意味でもサントラを発売して欲しいなあ・・・と思ってます。

 

  • 楽曲紹介まとめ

まあそのほんと書ききれないんですけど、他にも好きな曲沢山あるんですよね。SUN♡FLOWERとかみんなのきもちとか。みんなもお酒飲みながらみんなのきもち、聴こう!

放送時期にリリースされたCDは新曲やカバーだけでなく、単行本特典や過去のCDシリーズに収録されていたソロ曲もラインナップに加わっており、楽曲追う良いきっかけになりました。

ただフルのサブスク配信が現状ほとんどなく一気に沢山楽曲を聴いていくのは難しいところもあるので、焦らずに気になるものを有料配信でポチってやらせてもらってます。最近はデレステがきっかけで知った久川姉妹の楽曲や、先日イベントが実施されたノートの中のテラリウムが個人的なトレンドです。

他にも気になる曲はいくつかあるので、これから触れていければいいかな~と思ってます。

 

  • 全体まとめ

やろうと思えば各話数の好きなポイントを更に追加で書くこともできるのですが、流石に収拾がつかなくなってしまうのでこの怪文書は一旦〆ることとします。

 

にしても本当にここまでハマるとは思ってなかったです。まあ縁ってやつなんでしょうね。

まあもう結構沼ってきてんなーとか思ってます。円盤買っちゃったし、円盤イベントも当たるかわからないけど申し込んじゃったし、アプリ入れちゃったし、異次元フェスも両日当たってしまったし、ミリオンライブのアニメ先行上映も見に行ってしまったし、コミケでちょっと本買っちゃったし・・・。これって手遅れでは・・・。

ただアイドルコンテンツにほとんど無縁で円盤イベ等の現場でもペンライトも買ったことがないような生き方してきて、やっぱりコンテンツの文化はよくわかってないところが多いです。なので、イベントの作法や文化もこれから勉強することになりそうです。現地は是非出来る限りは参加したいですね。

なお、気になるキャラは結構居るんですが担当ははっきりとは決まっていません。元々個人的に一人を推すというより箱推ししがちで第三芸能課も全員好きだな~って思っちゃった人なんで、ゆるく追ってこれからもっと他のキャラクターも知っていければなと思います。

 

ではこの辺で。

ごちうさ展東京に行ってきました

はい、行ってまいりました。

10日間のうち7日来場し合計8枚のチケットを使用しました。

 

めちゃくちゃ久しぶりに記事書いた(たぶんこれを読んでいる人の中で私の記事を読んだことある人は居ないと思う)しなんだかんだこれまでごちうさに触れる記事を執筆したことはないのですが、良い機会ということで気持ちと記憶の整理をつけるために色々感想をまとめていきたいと思います。

とりあえず今回に関しては各エリアの概要とそこで感じたことを書き殴っていきますよ。

文章のセンスは全然ないのはご容赦いただきたいですが、私の冷めぬ興奮が伝わればいいかなと思ってます。

 

なお、写真については当然撮影可能エリアのみとなってます。

 

では、入場順で巡っていきましょう。みなさんもフレッシュな記憶と共に会場を思い出していただければ。

 

 

 

  • 入場

入口エリアについて触れる前に、入場の風景を思い出しましょう。

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チケット確認前の巨大キービジュアル。ここで圧倒された者は、入口の先に見える別の光景にもう一度圧倒されひれ伏す。

デ、デケエ・・・・・・・

 

初入場前はドキドキしまくっており、2列でチケットを切るのに気付かずにスタッフさんに2回ほど呼ばれてしまいました。それぐらい緊張していた・・・。

 

入口の先からは軽快な音楽が聞こえ、天への導きを覚悟させます

そして、その先チラ見しているのは、そう・・・

 

  • 入口

 

  • Petal Arch

デ・・・・

 

デケエ!!!!!!!!!!!!!

 

オタクを散々騒がせたPetal Archがかつてない大きさで私達を招き入れているではありませんか・・・!!!!!

周辺のデザインも大変美しく、小物や花の装飾が綺麗に配置されています。

そして中央のボードにはこれまで秘匿されていた重要情報が。この情報こそが開催期中延々とオタクを悩ませ続けることになりました。(パンフレットによる追加攻撃付き)

 

さてさて、入口付近には他にも沢山の魅力がありますね。

  • 単行本表紙イラスト一覧

まず、Petal Arch右の単行本表紙イラスト一覧です。なによりごちうさ展サイズなので普段見られないような大きなサイズで美麗なイラストを堪能することができます。このどこを見ても大きな表紙しかなく圧巻という他ありませんし、イラストの歴史をすみやかに感じ取れるという点でも面白いポイントでした。

また絵が大きい事は細部を見られることに同じであるため、イラストの比較は普段よりも相当に行いやすかったのではないでしょうか。

 

  • イラスト及びキャラクター情報更新&公開(新規描きおろし付き)

大きなイラストとともにキャラクターの重要情報を更新公開するとんでもないゾーンが入場してすぐ左に存在します。

イラストについては

 

  • プチラビメンバーの新規描きおろし立ち絵
  • 9巻裏表紙マヤメグ立ち絵
  • 単行本キャラ紹介および1ページ目描きおろし切り取り

 

です。描きおろしは後述する等身大フィギュアを想定して描かれたのことですが、大人になりかけたかわいらしい少女たちの美しきイラストを初見でいきなり等身大でまじまじと見るというよく考えるすごい現象が起きています。まあ、この後さらに立体になるらしいですが・・・。

 

等身大イラストはとにかく目線が合うためドキドキしますね。ココチノの暖かさもリゼさんの凛々しい視線も千夜さんの癒される視線もシャロさんのちょっと困り顔な視線も全てかわいいので好き。思わず立体アクリルフィギュアもクリアファイルも全て買ってしまいました。

 

描きおろしではないとはいえマヤメグも等身大で見ると華奢なかわいさが際立ちます。マヤさんちっちゃかわいすぎるだろ・・・メグさんも上目遣いっぽさが強まって相当好きです。足が色欲

 

そして更に忘れてはいけないことがありますね。

それぞれのイラストの角に

 

  • 誕生日
  • 血液型
  • 年齢

 

が記されています。

新しく誕生日が判明したのは5人ですが、それぞれ設定された経緯がうかがえて面白いですね。

 

誕生日が公開されるとこんなうれしいことがたくさんありますね。

  • 祝福ツイートができる
  • イラストが投稿される
  • 公式がお祝いツイート
  • 誕生日オフ会が生じる
  • あにばカフェでコラボメニューが出る

等々。私はあにばカフェにもよく行くので尚の事楽しみです!狩手結良の壁カレー楽しみ~

 

身長についてもしっかり更新されており、等身大での比較と行うことでどれだけ成長したのかその場で想像することができます。マヤさんこれよりちっちゃいって、マジで・・・?シャロさん高1時点でメグさんに抜かされてるってマジで・・・?

 

ちなみに成長前の身長については一期ガイドブックにて確認できます。

血液型や誕生日も掲載されていますが流石に変わっていませんでした。良かった。

 

という感じで、初っ端からこのペースです。どんだけカロリーあんだよ・・・。

 

ごちうさのイラストを語るには外せない、表紙絵を展示しているコーナーです。

単行本表紙に比べるとイラストの変化は比較的ゆるやかになりますが、ふと振り返るとすぐに絵柄が変わります。

個人的には2017年後半から2018年前半にかけてやたら刺さる表紙イラストだらけ(2017年10月号のエロい千夜メグや2018年2月号コ千シ等々)で好きなのですが、こうして並べると自分が気に入っていることを改めて自覚させられましたね。

 

また画集と違い順で見られるため全体に渡り絵の変化や絵の良いポイントを見つけ出しやすかったと思います。

 

さて、そろそろ次のエリアへ入りましょうか。いよいよアレです。

 

  • ラビットハウス

 

次元が一つ増えるということは、自由度が一つ増えるということである

 

イラストは木組みの街の世界を時間を指定して平面に投影し、アニメは時間を動かし平面の投影する手法とも言えます。

 

 

では、等身大フィギュアであれば・・・???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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見るたびに変化する風景!!!!!!!!!!!!!!!!視野を占領する圧倒的存在感!!!!!!!!!!!!!

 

 

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空間への直接投影は、常識を覆す新たな形式でオタクの感性を刺激する!!!!!!!!!!!

 

 

大げな文章に見えるでしょうが、大マジです。こんなの忘れられるわけないだろ。ティッピーが"忘れられぬ思い出になるかもしれんな"ってラスボスみたいな脅しかけてきたけど、本当にその通りです。

 

私の撮影した写真だと伝えきれない部分も多いかと思いますが・・・とにかく実物を見たときの衝撃は半端ない。

 

今回スマホで撮影した写真は7.7GBとかつてない撮影量になってスマホをめちゃくちゃに圧迫しましたがその8割か9割はここで撮影されていると思います。さらに画質追求したり連写機能多用してる方は二桁GB行ってるかもしれない。

撮影の度に刻一刻と微妙に変化する角度、他の客の有無、その時の気分、撮りたい構図・・・これだけ撮影したとて、一枚たりとも同じ構図のものは撮れません。

 

なにより、彼女たちは等身大でこの現世に投影されています。写真で納めるのももちろん大切ですが、実際に目で見て近づいてこそわかる存在感も確かにありました。彼女たちの生命を感じるには十分すぎる造形でした。

 

もちろん、フィギュアそれぞれもとても魅力的ですね。(当然すぎて書き忘れてた)元となった等身大イラストで感じた温かい視線を立体で味わうことができますし、"大人っぽさ"が上手く立体に昇華されたことによってキャラクターの生命を強く感じます。

 

ラビットハウス内の配置もかなり上手く作られていて、

  • ココアとチノは構図が対になっており、二人同時に撮影すると映える。また入店して最初に目に入るため接客の雰囲気を疑似体験できる。
  • 千夜は体の曲線美を前後左右ほぼどこからでも撮れるような配置になっている。
  • シャロは周辺のテーブルや食品サンプルを活かしたシャレた写真が撮りやすい。
  • リゼはカウンター席の近くであるため、背景を活かしやすい。

といったように、こだわりを感じますね。

 

にしても・・・

 

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うわ~

 

 

いつか1/7サイズフィギュア出ないかな。

 

  • ココアさんの部屋

 

みどころ紹介でひっくり返った展示です。

俺は女の子の部屋とか入ったことないんだぞ・・・狂ってしまう・・・

 

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ピンク、かわいすぎる

 

ピンク基調で本当にとってもかわいらしい。

もふもふに抜け目のない女の子らしく、カーペットからクッションやベッドまでもふもふで視覚情報だけでも香りが勝手に出力されてきます。

部屋の中には作中で重要な意味を持つモチーフがいくつかちりばめられているのもみどころでした。

作中やガイドブックで構造はわかっていたとはいえ、実物で見ると自分の視覚でより解釈が膨らみます。

 

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制服も展示してあります。香り

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クッションもかわいい

 

  • チノさんの部屋

 

ココアさんに対してこちらは落ち着いた雰囲気の部屋。チノの部屋ってチノって感じだなー

 

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ココアさんとは対照的ですね。

今回は原作メインの企画ということで、チェスやマグカップ(ココアさんの部屋にもあります)なども配置。

 

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ボトルシップもしっかり置いてあります。実物初めて見た・・・

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クッションだけでももうかわいいと思う

 

ココアさんの方と交互に入ると色調の差でキャラクターを感じることができるのでかなり楽しい・・・。

ちなみにガイドブックに掲載されているモデルを基にしているとはいえ展示用に若干改変されています。例えばチノさんの部屋には本来机の左手前にあるはずのドアがありません。(まあ肝心の原作では部屋描写は結構ブレるのですが・・・)

 

 

部屋展示は生活感などで非常にキャラクターの解像度を上げてくれる良い展示だったなと感じます。

 

  • アニメ関連イラストエリア

ここからはしばらく写真はないので、かいつまんで魅力を思い出しながら書いていきます。

 

円盤ジャケット・ボックスイラストおよび各種アニメキービジュアルイラスト、そしてこれらのラフの展示エリアについてですね。

位置的にはココチノの部屋の前の廊下から始まっています。

 

Koi先生には珍しいラフの公開がズラっと並んでいるのは驚きでした。前述した重要な話=ユニットを組んでいることを前提にラフのいくつかの部分に注目すると、確かに描き分けの痕跡らしきものが見受けられます。よく言われていたのは線の太さですね。

ただ最初は私はよくわからず、特徴をかいつまんで見る方法を他の方に教えてもらってようやく傾向が見えた、そんなところでしょうか。

また構図やモチーフそのものに改変が加わっている事例も多々あり、Koi先生なりの試行錯誤がうかがえました。あまり絵の制作について注意深く見たことはなかったのでこういった機会は自分にとっては相当貴重だったな、と今では思います。

 

後半では気合いの入り方が毎回凄まじいアニメキービジュアルと最終話エンドカードを一気見できるという超贅沢な領域を堪能できました。

1期1巻→3期1巻の対応美しいなとか、DMSの視線誘導と色彩変遷本当にキレイとか、SFYのキービジュが純粋に好きとか、キービジュの2期→3期は改めてウルっと来るものがあるなとか、エンドカードは未来見てんなあとか、3期BOXイラストを実物平面で見られてんなあとか、その場で軽率に感動できる空間でしたね。(早口)

 

  • アニメ作画資料エリア

アニメ関連イラストの裏にはこれまた重要な資料が・・・

アニメ化にあたってKoi先生が作成した作画資料です。ラフに留まらずこういうのまで見られるなんてあまりにも貴重すぎる!

いつ行っても必ず人が居たため会場内でもっともじっくり見るのが難しいエリアでした。

 

アニメ本編と比較するとちょくちょく無い描写が見受けられたり、Koi先生なりの意味付けの補足があったり、アニメ制作以前から相当意欲的に製作にかかわっていることが一目でわかります。

 

個人的に好きなのは"悲しげな表情で佇むココア"と"第二の家"チノ→ココアへの変更ですね。前者についてはKoi先生におけるココアさんの自己肯定感的なキャラ付けが読み取れますし、後者については9巻5話の"家族"を考えるとコミックに還元される形で大きな影響を与えていると感じます。

 

そしてこれはちょっとココアが帰還するシーンのネームがないのではっきりとは言えないのですが、チマメ風呂の際に映像ではカットされた

 

(チノに対して)

"でも落ち着きがないのは私たちだけじゃないみたいだよ(マヤ)"

"今ごろチノちゃんのお部屋で待ってるんじゃないかな〜(メグ)"

 

というセリフ、もしかしたら5巻5話の

 

"終わったらこんな寂しい気持ちのなるなんて思わなくて(ココア)"

"たぶん・・・それはココアさんだけじゃないです(チノ)"

 

と対応させるつもりだったのでしょうか。DMSの映像では祭りのピークでセカフェに入るため後者のセリフおそらく入れられず、結果的に対応する前者のセリフも外さざるを得なくなった・・・のかもしれません。(あるいはその逆)

まあ、もうちょっと情報整理が必要ですしなによりただの推測なので悪しからず。

 

展示会で見られたのはごく一部でしたが、DMSのココアが帰ってくるシーン等の重要箇所の初期案も非常に気になるところですね。

  • チマメマーチ衣装展示

実は私チマメマーチ未経験・・・なんですね。

私が目で見た感想を述べますと、やはりライブ用に装飾がかなり派手になっている印象を受けました。あれで踊られたらもう輝きまくるんだろうなと思います。あーなんで行ってないんだろうなあ!!!!おかしいよなあ!!!

スカート周辺は元が結構エッチなため変更されていたんですね。知りませんでした。

 

衣装の左にはイラストとラフが展示してありましたね。ラフを見ると全員股に三角形がありましたが、まさかあの空間を3人全員に描こうとしていたのでしょうか・・・?

 

  • エイプリルフール

みんな大好きエイプリルフール企画コーナーです。

ここは各企画のイラストに限らずラフや初案のような重要資料がずらりと展示されており、Koi先生がこの企画を練り上げた軌跡を感じ取ることができます。

円盤ジャケット同様ラフに2人のKoi先生の特徴が反映されているのではないか・・・という話を何度か耳にしましたが、リプラビは線太めでリゼマヤがこれでもかとおなかを露出しており、ナナラビは線細めの傾向があるようです。一方メグ・ラストさんは足をより露出し色欲の名を我が物にしていた。

 

初案からの変更点も比較すると面白いです。

エイプリル企画は有志がミラーサイトを作っているため今でも確認できますが、例えばナナラビの選択肢を選ぶ画面では選択肢の文章の上に

  • もふもふ→ティッピー
  • すべすべ→カップ

のような画像が存在したり、シャンデリアやドアの形状が異なったりしていました。あったかもしれない日常と世界どうしようって思ってやめた説面白い

 

またクロラビではチノさんのセリフが異なる他、リプラビの初期名称が"World End Rabbits"だったり等々、見れば見るほど面白い発見が沢山できました。

 

  • 扉絵

このエリア、何がすごいかというと130話分(厳密には132話らしいです)の扉絵を掲載している点でしょうね。無限に続く美麗なイラスト、どこを見てもかわいい、どこを見ても美しい・・・。

単行本表紙および雑誌表紙絵に比べるとさらに緩やかにイラストの変化を観察できます。ふと見返すだけでも絵のテイストが変わっていたりすぐに変化に気付けて非常に楽しいエリアでした。

 

エリア紹介の一文で最後に"皆さんのお気に入りの一枚を探してみてください。"とありますが、そんなことを言われても困るが?と言わざるを得ないレベルの大量のイラストにとにかく圧倒されました。複製原画このイラスト達の中から選んで注文しろと言われたら家を売るところでしたね・・・。どうせ出口ないし、いいか。

 

ちなみに一番好きなイラストは本当に決められていないので、ここにすぐには書けません。ごめんなさい!

 

  • 作画映像

ここでは10巻表紙絵の作画映像が展示されていましたね。

これはちょっとしたラッキーだったかもしれないのですが、初回入場時はインターネットにこのイラストの情報は一切出回っていませんでした。

これがどういうことかというと・・・

 

 

 

 

なんかよくわかんないけど知らない描きおろしのようなもののメイキングが流れている、何

 

 

?????????????????????????????????????????

 

動揺しつつも「いや、落ち着け!まずはなんのイラストなのか確認した方がいい」と一旦映像左下のボードを確認すると、なんと10巻表紙イラストとか書いてあるではありませんか・・・あれ?10巻ってまだ発売されてないよな?え俺が情報知らないだけってことないよな?あれ??????????????????????

 

f:id:GTOtaku888:20211109164450j:plain

意外にも撮影可能でした(画質悪くてすみません)

 

なwなんじゃこりゃwワシは10巻なんてもっとらんぞw

 

まあ、それもそのはず。10巻発売は2021/12/25ですからね。

これは初日組とインターネットを徹底遮断した人のみが知りうる興奮だったかもしれません。初日初回入れた恩恵を予期せぬ方向から喰らいました。

 

ちなみに作画映像そのものもかなり見ごたえがあり、一周7分半ほど。

面白い文章としては・・・

  • 強めの光を当てていきます。
  • まずはバゲットを焼き上げましょう。
  • 脳内でレイヤー分解
  • 複雑なことはしません。

オ、オラよくわからねえぞ・・・

 

とにかくよくわからないうちに美しいイラストが出来上がっていきます。キャラは知らぬ間に光り輝いているし、単色だった物体も知らぬ間に光り輝いているし、背景も知らぬ間に光り輝いている・・・。そしてスクリーンをかけたらめちゃくちゃ雰囲気が出る・・・一体何が・・・

2人がかりであの精度と速度を出せるからこそあれほど大量の美麗なイラスト(例えば毎度恒例の特典イラスト)を生み出せるんだろうなあと納得させられます。

 

絵の知識があればもっと細かく見られたのかもなあとも思いますが、そもそも創造の瞬間を見られること自体が奇跡みたいなものです。感謝しなければ・・・。

 

  • 巨大ティッピー

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え・・・何・・・デカすぎんだろ・・・

 

  • 取材写真コーナー

作中で登場する背景のモデルとなった風景の写真です。きらら展大阪にあった写真も展示されていた模様。

写真を見ると「なるほど、あのシーンか」と納得するものが多く、観察しがいのあるコーナーですね。ごちうさ展直前のきららMAX2021年12月号表紙絵右下に紛れていた写真もしっかり展示されていました。

 

店の名前と風景をヒントとしてその場でGoogleマップで場所を探すこともできました。(結構面白かった)

いつか私も行ってみたいものです。

 

 

  • コメントボード

絵師さんと思われる方のイラスト付きコメントから協力して大きなメッセージにしたものまで、様々なコメントが見られます。

会場内で唯一オタクの思いを運営側にぶつけられるポイントのため、常に付箋でいっぱいでしたね。

 

  • 特別映像

会場内最後の展示です。セカイがカフェになっちゃった!に合わせて、チマメ卒業~旅行編~チノフユ再開までのコマをピックアップしていく映像となります。

旅行編がこんなにピックアップされるなんて・・・早くアニメが見たい。

 

ごちうさはギャグとシリアスを混ぜるのが本当に上手い作品ではありますが、このように特に強いメッセージを持つコマを抜き取っていくと本当に名言だらけの漫画になりますね。やはり人生の教科書。

 

そして・・・

旅行編と共に聴くセカフェはやっぱブッ刺さるんだワ・・・。

サビのクライマックス感といい全体の疾走感といい、何度見ても良いものです。偶然のこドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!私が嫉妬してるのはココアちゃん達にだよ?

最終退場時は感極まってガチ泣きしそうになったのをなんとか耐え抜きました。

 

大阪展終了後にようつべに上がったら・・・嬉しいな~~~~

 

さてさて、展示についてはここで終わりですが、この記事はもう少し続きます。

  • 物販

  さあ

散財の時間だ

来るがよい!

 

財布が壊れました。

 

グッズの展示方法がオシャレでしたね。歩き回って観察するだけでも楽しいのでここもある意味展示スペース。

 

  • 退場

入口があれば出口もありますみどころ紹介では無かったけど

帰るときからすぐに次の入場が楽しみで仕方がありませんでした。

そして、終わったときは少し寂しかった。

イベントに対するこういう熱の入り方も久々だったので、帰りも興奮しっぱなしでした。

 

 

  • グッズ

グッズはイベントが終わった後も思い出の形として残るものです。マグカップなんて作中でもまさにそうですからね。ごちうさ展は!!!終わらねえ!!!!

 

とりあえず買った中で飾ったものなどをちょろっと紹介。

 

  • パンフレット

財布の状況に拘わらず個人的に一番買った方が良いと思ったグッズです。ごちうさ展を思い出すためにも使えますし、重要なインタビューなども掲載されていました。

読みごたえも抜群ですし、この作品をもっと好きになりたい方やKoi先生についてもっと知りたい方は必見です。

 

  • 立体アクリルスタンド

入口エリアにある等身大描きおろしイラストを使用。

手ごろなサイズなのでどこにでも並べることができるため買う価値は大いにあります。

等身大フィギュアに思いを馳せるも良し、美しき5人を並べて耽るも良し。

 

す、好きすぎる・・・・・・・・・・・・・・

 

  • クリアファイルセット

アクリルとは別にイラストのサイズが大きく、キービジュとも並べて見られるので購入。

見開いて好きな子のかわいい顔面をガン見してやりましょう。

 

旅行編を象徴するアイテムです。「オタクは作中に登場するアイテムが欲しい」という強欲の罪を満足させるでしょう。

人気なようで期間中もすぐに在庫が切れてましたね。

 

ちなみに私は購入当日にお徳用ラーメンをこれで食べてしまいました。

 

  • プレート

お皿です。自分は作中屈指のお気に入り扉絵が使われているDを買いました。

 

  • ミストグラフ

販売している中で最高価格(33,000円)かつ最高クオリティの絵画!きらら展でいう複製原画に該当するグッズですね。

あまり大きくないので部屋の中の丁度いいところにすっぽりはまるように飾れたりします。私は自室のドア横に飾ったので出入りの度に目に入って大変よろしいことに。

 

  • ブランケット

ブランケットってモフモフしてますし、柔らかい感じが作品観と妙に合ってるのか自分はかなり好きなんですよね。割と買ってます。

今回は6巻メロブ特典イラストということで、これからの季節にピッタリです。これかけながらゆったり10巻読めますね。

 

  • 最後に

夢のような現実

 

と言えばいいでしょうか。本当に夢のようでしたが、立体アクリルスタンドが夢じゃねえぜと言ってきます。

私は10年間追っているわけでもないですが、一人のファンとしてコンテンツの歴史を垣間見、深く知ることができた貴重な日々でした。

行く度に新しい発見がある。行く度に安心する。この空間には大好きなキャラクターたちのことばかり。

"ここは天国か?"という表現はこういうときに使うんでしょうか。

 

特別映像では旅行編がテーマでしたが、特別な場所を思い出するという点でごちうさ展は旅行編の追体験の要素もいくらかあるのかなと考えたり。グッズも思い出の形として手元に残ります。

 

本当に楽しかった・・・ティッピーの言う通り、忘れられない思い出となって記憶に刻まれました。

10年間の歴史、楽しませていただきました・・・次の10年も楽しんでいきます。

 

では今回はこの辺で。

 

ごちうさ

感謝